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カミッロ・ボッカチーノ Camillo Boccaccino (1504/5-1546) 『予言者ダビデ』(部分) The Prophet David (dateil) 1530年制作 イタリア,ピアチェンツァ,ファルネーゼ宮美術館 Musei di Palazzo Farnese, Piacenza, Italy |
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カミッロ・ボッカチーノはルネサンス期イタリア人画家で、主としてクレモナで活動した画家一族のひとりでした。そして、非常に優秀でありながら、夭折した芸術家のひとりでもあります。彼はジュリオ・カンピ Giulio Campi (c.1502-1572) とともに、この時期のクレモナを代表する画家のひとりに数えられています。 ボッカチーノは、画家であった父親のもと基礎を学んだあと、ヴェネツィアで修行しからクレモナに戻り、多くの宗教画を描きました。彼の絵に大きな影響を与えているのはコレッジョ Correggio (c.1490-1534) ですが、直接に教えを受けたことはなかったようです。 『予言者ダビデ』は『預言者イザヤ』ととも描かれた、ボッカチーノが25歳のときの作品で、すでにバロックを予感させるような、動きを感じさせる絵になっています。 ダビデと言えば、ゴリアテを倒したイスラエル2代目の王ですが、旧約聖書『詩篇』の作者だと考えられたことから、予言者のひとりにも数えられています。 討ち取ったゴリアテの首を踏まえていることで、描かれている男性がダビデ王であることがわかります。巻紙状のものは詩篇か聖歌の楽譜なのでしょう。ただし、一般的にはハープを持った姿で描かれますから、ヴィオラ・ダ・ガンバとダビデ王という組み合わせは、かなり珍しいと思います。 (2004/10/02)
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