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ジャン=マルク・ナティエ Jean-Marc Nattier (1685-1766) 『ジャン=マルク・ナティエとその家族』 Jean-Marc Nattier and His Family 1762年制作 ヴェルサイユ宮殿美術館 Musee national Chateaux Versailles et de Trianon |
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『ジャン=マルク・ナティエとその家族』は、ヴィオラ・ダ・ガンバでも取り上げたジャン=マルク・ナティエの作品です。どうやら、画面右に置かれている2段鍵盤のクラヴサンは、『王女アンリエットの肖像』 に描かれたものと同じもののようです。 ナティエの肖像画というと、モデルを神話の人物に見なして描いたものが一般的です。けれど、この絵は、自分も含めた家族の肖像であることを差し引いても、非常に写実的な絵であると思います。 ナティエは「みなし肖像画」の需要が減少して以降、より簡素な表現の肖像画を描くようになります。多分この絵も、その延長線上にあるのでしょう。1762年以降、ナティエは経済的な理由と病気のために絵を描かなかったと言いますから、この家族肖像は最晩年の作品と言うことができそうです。 実のところ、ナティエの肖像画の中では、私はこの絵が一番好きだったりします。 (2007/10/27)
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