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ピーテル・パウル・ルーベンス Peter Paul Rubens (1577-1640) 『聖セシリア』 St. Cecilia 1639-1640年頃制作 ドイツ,ベルリン絵画館 Gemaldegalerie, Berlin, Germany. |
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『聖セシリア』は、リュートやリコーダー、ヴィオラ・ダ・ガンバでも取り上げたルーベンスの、最晩年の作品とされているもののひとつです。 ルーベンスの晩年の作風を代表する『パリスの審判』(c.1635)ほどではないにしろ、両者に共通する躍動感や感覚的な筆づかいが、この絵の輝かしさをより強調しているような気がします。 この絵で私が最も目を引かれるのは、聖セシリアの表情です。いかにも喜ばしげな彼女の様子は、彼女が奏でる音楽の明るさを想像させないでしょうか。聖セシリアを描いた多くの絵の中でも、これはかなり好きなもののひとつです。 正直なところ、この絵には楽器の全体が描かれているわけではないので、聖セシリアが弾いている楽器がチェンバロであると断定することはできません。 ただ、どう見てもオルガンでは無さそうな上に、他の鍵盤楽器より大きいように思われるので、ここに分類してみました。もし、この絵の楽器を特定できる方がいらっしゃいましたら、連絡をいただければと思います。 (2007/10/17)
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